​御挨拶

鷹揚同窓会会長

緒方 一夫

 鷹揚同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。さて、中国湖北省武漢市で新型コロナウイルス感染症が発生してから1年半が経過しました。7月20日現在、感染者は全世界で1億9千万人、死亡者も400万人を超えています。まさか、このような世界的大流行になるとは想像もしていませんでした。ワクチン接種が進み、高齢者の重症化や死亡者が減少する一方、デルタ株やラムダ株といった変異種による感染拡大が懸念されています。果たして、いつになったら新聞、テレビでコロナウイルスが取り上げられない日が来るのでしょうか。マスクなしで外出ができ、何の制限もなく芸術やスポーツイベントに参加でき、当たり前の社会経済活動が行われる、あの日に戻ることを切望します。

 

ところで、先日、サッカーワールドカップアジア最終予選が行われました。日本代表のディフェンダーを谷口彰悟、植田直通の大津高校OBコンビが務め、勝利に大きく貢献していました。今や、大津高校サッカー部は全国区となり、公立の雄として知られていますが、母校にサッカー同好会ができたのは、昭和47年、およそ50年前のことです。同級生たちが国語の米原先生に顧問を頼み込んで、現在のテニスコートでパスやドリブルをしていたのを思い出します。まさにゼロからのスタートがあって、今日の隆盛があるのです。生徒の皆さんは、22000名余の先輩の延長線に自分が立っていることをぜひ理解して、充実した高校生活を送られることを期待します。

 

さて、母校は、いよいよ来年、創立百周年を迎えます。鷹揚同窓会では、百周年記念事業として同窓会館の建設、同窓会員名簿や記念誌「鷹揚」の発行、学習環境の整備、育英奨学金制度の創設など、百周年記念事業実行委員会を中心に取り組んでいます。特に、30数年来の懸案だった同窓会館は今年度中に着工する予定です。現在、会館建設委員会では、資料室、会議室、多目的室、ホール、ピロティなどを備えた170㎡程度の平屋造りを検討しています。同窓生の交流の場、大津高校生の学習や発表の場として、多くの皆さんに活用していただける施設にしたいと考えています。なお、記念事業の遂行には、多額の経費が見込まれることから、同窓生の皆様には引き続き募金のご協力をお願いします。厳しい経済状況のさなか、大変恐縮ですが、「一人の百歩よりも百人の一歩」の精神でよろしくお願いします。

 

最後になりましたが、会員の皆様のご多幸とご健勝を祈念するとともに、大高生がそれぞれの持つ能力を精いっぱい輝かせてくれることを期待して、あいさつとします。

​令和3年8月3日